決めつけるわけにはいかないですが、日経225は20790円より下に掘り進むことなく、反転して戻りを試す局面に切り替わった可能性が高いかと。
現在はサイクル1波中のプライマリー5波中のインターミディエイト4波中のマイナーA波中のミニュットA波が20790円をつけて終了し、ミニュットB波による調整(上昇)の局面だと考えます。
その理由は以下の2点によるものです。
・ミニュットA波中のミニュエット3波の終点22030円を超えて、波が重なったこと
・ミニュットA波の値幅3690円(24480円⇒20790円)の38.2%戻しである22200円を超えたこと
したがって今後はマイナーA波中のミニュットB波の動きを追っていく必要があります。
ミニュットB波を考察するために、より時間規模の大きな波から整理していきます。
・現在はインターミディエイト4波。したがってA波~C波の3波動か、もしくはA波~E波のトライアングルになる。
・マイナーA波は1波~5波の重ならない推進波になるか、3波動になるかどちらかだが、初動でここまで下げたことから、5波動の推進波になるのはちょっと想像出来ない。今はマイナーA波は3波動の波であると決めつけて進む。
・マイナーA波は5-3-5のジグザグ3波動か、もしくは3-3-5のフラットorエクスパンディットフラットのいずれかになる。
・マイナーA波中のミニュットA波が、明らかな重ならない5つの波で構成される推進波の形状に見受けられるため、5-3-5のジグザグの可能性が高い。
・マイナーA波がジグザグならば、マイナーA波中のミニュットB波の戻りはそれほど高くならないはず。せいぜい61.8%戻しぐらいでは?
以上のように考えて、ミニュットB波は、近い将来ミニュットA波の値幅3690円の61.8%戻しである23070円を目指して上昇していくものと推定しました。
ただ、、過去B波と目される波は、いったりきたりして判然としない場合が多く、順張りすると往復びんたを食らう事が本当に多いです。
実際、金曜日のナイトも22300円⇒21800円まで下落しましたし、明日月曜日に21000円前後まで戻されても不思議ではありません。
デイトレで対応できる人や、十分な余力を持って入る人以外は、一喜一憂して心が削られるため、手出ししないほうが良いかもです。
極端なことを言うと、ミニュットB波がエクスパンディットフラットになって、20790円よりも下に行ってから、23000円を目指す場合もありますし、
今のところマイナーA波はジグザグと判断しましたが、フラットになって24480円近くまでミニュットB波で連れていかれる可能性もあります。
調整波とはそういうもんと、どんな動きをしても納得するようにしたいと思います。
来週は米中間選挙です。結果がどうあれボラティリティが高まるのは必至、
臨機応変力、相場から離れる心構えが求められるのかもですね。