本日は3月21日、春分の日。(※すでに日が変わってしまいましたが)
まさかこんなに寒くなるとは・・・。
先週実家に帰った時にダウンコート洗濯に出しました( ;∀;)
さてエリオット波動の見直しはまだ手が付けられていない状態です。
この2月~4月は色んなことがあるため、落ち着いたらじっくりチャートとにらめっこして考えたいと思います。
以前の記事で、「サイクル1波がいまだ続いていたと考えるのが自然」
とざっくりは書きましたが、その後、24000円~20900円くらいまでの下落が起こったわけで、
今後こそサイクル1波が終わって、調整に入ったのか!?
ということが一番の関心事ではありますが、さっぱり分からないです。
上図を見る限りでは、戻りの上昇が3波動で、下落側は5波動に見えるので、もう一段階の下げは起こるのではと感じますが・・。
本格的な数か月~数年規模の調整に至るかといわれると・・・米株や長期金利を見る限りはそうならないと考えています。
一方、その他定点観測点はどうでしょうか。
〇裁定買い残
2016年11月9日の大統領選挙以来、怖いくらい日経平均と連動してた裁定買い残ですが、
一般的に危険水準と言われる3兆5千億にぎりぎり届かない所から暴落、1兆5千億まで減ってきました。
ここ数週間外人の売り越し続きですので、裁定解消売りが相当出た結果だと思いますが、上図を見ても分かる通り、その割には日経平均の下落幅が小さいようにも見えます。
それだけ日銀、年金の買い支えが凄まじいということなのでしょう。
勿論、これだけ裁定買い残が減少したため、ここからの外人による売り圧力が相当小さくなったとも解釈できるため、上下どっちにいくかさっぱりですが、要注目です。
〇投資主体別売買同湖
次に投資主体別売買動向ですが、1月2週目以来、外人は2兆円以上売っているのに対して、個人は逆張り買いで応戦していることが分かります。
いつものことではありますが、この4年間を見ると、短期間でこれだけ個人が買い越したのは初めてと言えそうです。
2015年8月の暴落時や、2016年2月の暴落時も同様に逆張り買いが起こっていますが、今回ほどの金額ではないように見えます。
2015年8月以前のように、「株は買ったら儲かるんだよ!!」というマインドに変化してきている「兆し」が現れているのかも。
だとすれば・・暴落が近づいてきているとも言えますが・・・まぁまだしばらく先ですね。
短期的に見るならば、個人がこれだけ買い越したわけなので、すぐさま上昇するとは考えにくく、せいぜいもみ合いか、もう一段の下落が起こる可能性に注意すべきではないでしょうか。
〇米国長期金利
上の図が米国10年債利回りと2年債利回り、下の図が利回りの差異を示しています。
10年債利回りの上昇に対して、2年債利回りの上昇が上回っている、つまり利回り差が徐々にゼロに近づいて行っているのは今に始まったわけではないですが、
下の図を見ると、一旦収まったかに見えた利回り差異縮小が、再度始まっている事が少し気になります。
そうはいっても2000年、2008年の暴落時に比べたらまだまだ安全圏と言えそうですが、もしも今後利上げスピードが加速していった場合、相場が突然方向転換する事も考えられるため、要観察です。
ここ数か月、10年債利回りの上昇が株にとってマイナスであるニュースをよく耳にしますが、確かにそれはそうなのだろうけど、10年債利回りが上昇することはアメリカ経済が好調の証でもありますので、短期的な調整はあっても、暴落が起こることは想像できないですね。
ただ、短期的な調整といっても、万が一米株が2割下落したら5000ドル下がるわけで、そうなったら日経平均はえらいことです。そういう時に限って、私はロングの玉を持ったりしてますから。
で、結論としては、今後短期的(~5月頃)に見て
下落(下げても20250くらいか?)が50%、もみ合い30%、上昇20%
くらいの確率かなあと考えています。どうなることやら。