定点観測点(日経225移動平均線)と日経平均の関連性考察④

今回は日経平均(日経225)の移動平均線と日経平均との関連性について考えたいと思います。

移動平均線は最もメジャーでよく使われているテクニカル指標だと思います。

単純に移動平均線と言っても、25日線、50日線、75日線、200日線、13週線、26週線など、無限に存在するので、

シンプルに的を絞って、「この時はこうなる可能性が高い」といったような分析を行ってみました。エリオット波動の決断の背中を押すという意味で、使えそうなテクニカル指標だと思います。

まずは2006年~現在(2017年8月)までの日経225日足チャートと25日線、60日線、200日線をそれぞれ重ね合わせたグラフを以下に示します。

日経225長期チャート移動平均線‗20170818

とりあえず出してみましたが、これではちょっと範囲が広すぎて見づらいですね。

なお、なぜ25日線、60日線、200日線を選んだかについては、これまで色々と情報収集してきて、大事そうに感じたからです。60日線に関しては、50日線、75日線と迷いましたが、たぶんそれ程意味に違いはないと思います。

移動平均線との関連性を分かりやすく示すため、より拡大したチャートを以下に二つ示します。それぞれ2011年(アベノミクス相場開始直前)~現在と、2014年(黒田バズーカ2直前)~現在までのものです。

日経225中期チャート移動平均線‗20170818

日経225短期チャート移動平均線‗20170818

一番下のグラフを例に、移動平均線と日経平均との関連性を考察します。以下に箇条書きで示していきます。

①株価が全ての移動平均線より上に位置している時は強い。逆に全ての移動平均線より下に位置している時は弱い。(強い時はショートしてはいけない、弱い時はロングしてはいけない)

これは当たり前のようで中々できない事だと思っています。個人主体別売買動向の考察時でも少し書きましたが、個人はこれが出来ないから上昇相場で売り越し続きになって焼かれてしまうのではないでしょうか。

例えば2015年8月までの上昇相場では、株価は全ての移動平均線よりも上に位置し、移動平均線に沿って上昇しています。2015年6月に急落したときは25日線と60日線を下に貫いてはいますが、すぐさま戻しました。下でも述べますが、これは右肩上がりの移動平均線に支えられていたため、戻しやすい状況だったと言えそうです。ただしすぐに戻さないと2015年8月のようにチャートは崩壊してしまいます。

逆に2016年1月以降の下落相場時は、200日線が上空にあったため、上がりかけても上がり切れないという状況でした。

②移動平均線の傾きがプラスの時は強い。マイナスの時は弱い。

上の①と同様に重要なことは、移動平均線の傾きです。①と②はセットだと考えています。

2015年10月以降は、すべての移動平均線よりも株価が下に位置していましたが、200日線のみかろうじて傾きがプラスだったため、再度20000万円まで戻すことが出来ました。

一方再下落した2016年1月(1月2週目くらいかな?)からは株価は全ての移動平均線よりも下でかつ、200日線も下向きになってしまったため、2月SQまで続く大暴落になってしまいました。

一方、そこから半年以上軟調でしたが、アメリカ大統領選(2016年11月6日)にかけて株価は戻していきます。恐らく大統領選当日くらいは株価は全ての移動平均線よりも上で、25日、60日線の傾きはプラス、200日線のみ傾きはゼロくらいでしょうか。

そこからは記憶に新しい1か月の暴騰(私はショートで焼け死ぬ)で200日線傾きもプラスになり12月初旬まで3500円も上がりました。

③移動平均線はその区間が長い程重要である

図から明らかなように25日移動平均線に対して、株価は上に行ったり下にいったりを繰り返しており、かつその傾きもプラスになったりマイナスになったりしていますが、

200日移動平均線は、プラスマイナスの傾きが変化するのはせいぜい1年に1回程度です。したがって25日線よりも200日線のほうが株価に与える影響が大きいと言えます。

例えば状況次第ではありますが、25日線と60日線の傾きがマイナスであっても、200日線がプラスであれば、株価は意外と崩れなかったりしますし(2015年11月前後)、逆であれば株価が上がりづらいです。(2016年5月前後)

④傾きがマイナスの50日線に対して、25日線が下に追い越す(デッドクロス)、200日線の位置、傾きには依存しない

この場合、下げが一過性で済む場合と済まない場合とそれぞれあると思いますが、どれもそれなりの値幅(最低でも1500円以上)で下げトレンド入りの一歩目になる事が多いため重要だと考えられます。例えば、2015年8月、2016年1月、6月、2017年4月、(2017年8月)に見受けられました。

ただし実際にこれをトレードに生かせるかというとなかなか難しいものがあります。なぜならこれが現れるということは、その時点で株価が直近高値位置からそれなりに下落してしまっているため、そこからショートで攻める勇気があるかどうかです。

でもルールとして少ない枚数でもいいからショートするというふうに決めてしまっても良いのではと思います。200日線の位置関係なんかもルールに入れると良いかもしれません。

他にも書きたいことがあった気がするのですが・・・忘れてしまいました。気づいたときに書き足していきたいと思います。

それ以上に何より、上記の④が今まさに表れています(2017年8月18日現在)。

そして実際これが現れてから、図ったかのようにトランプ大統領の政治不安、スペインのテロが起こり、NY、日経ともども大幅安です。北朝鮮リスクが緩和されたかと思ったら、悪いことは重なるものですね。

ただし200日線の傾きがプラスで、19200円くらい?の位置にいるため、2015年8月のような事にならないのではと考えています。

私のポジションはというと・・・

あまりに証拠金がなくて、ハイパーSBIにしているので、スイング玉を持てませんでした。ほんと情けない話です。

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