定点観測点(空売り比率)と日経平均の関連性考察③

今回は空売り比率と日経平均の関連性を調べてみました。

以前、投資主体別売買動向の個人の売買動向に関して調べたとき(詳しくはコチラ)、日経平均と個人売買額累計が逆相関になっていることが分かりました。悲しい話ではありますが・・・。

同様のことが空売り比率でも言えるかもしれないと考え、日経平均(日経225先物)と重ねがいてみたグラフを以下に示します。

空売り比率‗20170815

水色が日経平均(右縦軸)、橙色が空売り比率(左縦軸)です。

空売り比率に関して色々調べてみたのですが、残念ながら2014年後半からのデータしかありませんでした(数値が正しい保証もありません)。

これを見たところ、25%~45%の間で推移しているようです。

またざっくりとではありますが、空売り比率と日経平均は逆相関(空売り比率が高ければ日経平均が低い、空売り比率が低ければ日経平均が高い)になっていることも分かりました。これは想像した通りです。

更に細かく見ていくと、高値、安値に関わらず空売り比率のピークは日経平均のピークに対して少し先行しているように見えます。

日経平均が底に来る手前から空売りを買い戻す、または日経平均が高値を迎えるまでに空売りを積み上げていっているのかもしれません。

数値としては、2015年は8月の暴落時に43%まで上昇した以外はほぼ低い状態を保っていましたが、2016年はほぼずっと高い状態をキープしていました。

日銀のETF買いとかも関係しているのでしょうか。

では空売り比率を投資にどのように活かすべきかですが、以下の二つが重要だと考えます。

①比率が43%くらいに達すると、ショートは撤収、ロング積み増しを検討

②(2016年以降においては)空売り比率が35%くらいまで下がってくると、ロングは撤収、ショート積み増しを検討

ただし当然ですが底値、高値をピンポイントで当てるのは不可能なので、あくまでも余力を残しながらポジションをとることが大事ですね(私は毎回全力になってしまい、これがどうしても出来ない)。

これまでに分析してきたハイイールド債、ダウ輸送株、投資主体別売買動向、裁定買い残の動向を監視しつつ、エリオット波動分析を主たる判断材料として将来相場が上に行くか下に行くか、それともレンジかを見極めていきたいと思います。

ちなみに現状(2017年8月中旬)において、直近41.7%の比率まで空売りが挙がってきましたが、これまで相場が底値を付けてきた時と比べるとやや値が低いような気がしています。

個人の売りが収まっている事を踏まえても、もう一押しの下落があるかもしれません。

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