これまでの失敗経験を備忘録として②

前回投稿に引き続き、私のこれまでの失敗とそれから得られた教訓を書いていきます。

前回投稿(これまでの失敗経験備忘録①)はこちらです。

以下に2016年5月から2017年4月中旬までの日経平均現物チャートを示します。赤破線部が私が大失敗した時期で、前回の①,②に引き続いて今回は③~⑥まであります。

では順に示していきます。

私の過去の失敗備忘録2

失敗その3:ブレグジット(2016年6月)

まず赤破線③です。実はこれは収益という意味では失敗ではありません。

むしろショートポジションだったため、それまでの損失の全てとはいきませんでしたが、それなりの利益を上げることが出来てしまいました。

ですがこの事が現時点に至るまでのある意味での大失敗になってしまいました。

あの日、6月24日はたまたま有給休暇を頂いていたため、相場の流れをリアルタイムで見ることが出来ました。

元々世論調査ではEU離脱は劣勢だったため、前日から当日の朝方まではかなり相場は上昇していたと記憶しています。

そこから状況は一転、パニックがパニックを呼び最終的にはサーキットブレーカー発動でした。

予想外の結果だったため、市場参加者が今後どうなっていくか全く分からない、不透明さにリスクを感じたんだと思います。

日経ミニ先物現状分析の記事でも以前書きましたが、本当のリスクとは全く予想していない事が起こる事だと考えています。

そういう意味で、先般の北朝鮮のミサイル発射、核実験やフランス大統領選挙は、良くない結果をある意味「予想」出来ていましたから、仮に良くない結果になっていたとしてもブレグジットの時のような結果にはならなかったでしょうね。

この出来事の私の最大の失敗は、「ショートしていれば勝てる」というふうに意識づけられてしまったことです。

実際にはこの後の相場を見ての通り、アメリカ大統領選の当日以外はほぼ一貫して相場は上昇していきます。

つまりこのブレグジットの日と、その1週間後にもう一度相場が大きく下がる日がありましたが、この両日で恐らく買い方は損切りさせられてしまい、上昇の準備が整ったのでしょう。

失敗その4:相場の方向に逆行(2016年7月)

そしてブレグジットで利益を上げ、自分の意識として「ショートしていれば勝てる」と強く根付いてしまった私に試練がやってきます。

赤破線④の時期ですが、ブレグジットの2週間後からは逆に一転して上昇し、短期間で約2000円の値幅、17000円近辺まで上昇してしまいました。

ショートし続けた結果、資産の半分程度を失ってしまったと思います。

この時の上昇はエリオット波動でいればインターミディエイトC波中のマイナーA波中のミニュットA波と考えています。やはりA波の勢いはこの時も強烈でした。

教訓としては

上がり続ける相場、下がり続ける相場はどちらもない。ショートで利益を上げることが出来る相場は2016年6月で終了していた。意識は常にニュートラルである必要があるとともに、現在の状況分析(エリオット波動分析)をしっかり行わなければならない。

今回もA波の勢いは強烈だった。にもかかわらず逆張りを続けてしまった。

状況変化に気づき怪しいと思ったら逆張りしてはいけない。仮にするとしてもロスカットをしっかりする事。やられたら相場を休むこと

失敗その5:またしても順張りで往復ビンタ(2016年8~10月)

続いて赤破線⑤の所ですが、ここでの失敗は前回投稿時グラフの赤破線②と全く同じです。

この時期私の意識は、方向性の定まらないもやもやした状態でした。

まず2016年7月からの急上昇があったものの、そうはいってもまだ2015年8月から続く下落相場の印象が強く残っており、「まだまだショートで利益を上げれるかもしれない」という思いがありました。

一方で、この時期あたりからエリオット波動の知識習得に努めており、下記の図のような意識も持っていました。このエリオット波動の分析に関しては、詳細はこちらの記事を参照ください。

スーパーサイクル3波③

つまり2016年2月でプライマリーA波の下落は終了しており、現在はプライマリーB波の上昇局面かもしれないな という意識です。

したがってどっちに向かうか方向は分からないが、強いほうに付いていこう、つまり順張りです。

しかし結果は最悪でした。

チャートを見ての通り、2~3か月間、上に抜けるでもなく、下に抜けるでもなく、何度往復ビンタされたか分かりません。マイナーB波のだらだらした局面だったため、結果的に逆張りが効果的な相場状況だったのだと思います。

この時はドイツ銀行が危ないだとか、ヒラリー候補の体調問題、メール問題など結構値幅としは大きかったと記憶していますが、単純にレンジ内の動きでした。

失敗その6:トランプラリーに逆らった末に(2016年11~12月)

最後に赤破線⑥です。

アメリカ大統領選当日は、それまでのレンジ相場での往復ビンタによってほとんどの資金を失っていたために、ミニ2,3枚の余力しかありませんでしたが、値幅が大きかったので、ショートで利益を上げることが出来ました。

ただしブレグジットの時と異なり、「もうここからそれほど下落する事は無いだろう」という意識がありました。ではなぜそこから続く大きな上昇相場で逆張りショートをしてしまったのでしょうか。

それは単純に目先の事だけを考えた深く考えないショートポジションをとってしまったことが始まりでした。

「中長期的には相場は上げていくけど、大統領選でこれだけの大混乱になってしまったのだから、本格的な上昇にはまだ早い。

にもかかわらず大統領選後の2,3日で相場は上昇したから、ここは逆張りのショートで行こう。下がって利益を得てから、ロングポジションを取ろう。」

というふうに考えてしまったのです。せっかく中期的には相場は上昇するのだろうと思っていたのに、目先の小さな値幅をショートをとりにいってしまいました。(そもそも相場は全く下がらず上昇し続けましたが)

その結果、相場はまったく下がらなかったため含み損を抱える事になってしまいます。損切りもたまに行いましたが、当初の意識としてもっと安いところからロングしようと考えていたので、ドテン買いがなかな出来ないんです。

十分に上がってしまったからもういつ調整の下落が入ってもおかしくないと考えてしまうからです。

またしても絶望的な状況に追い込まれてしまいました。
そして日経平均が19500円程度まで上昇した12月中旬ごろに、

「これは20000円まで持っていってから下げるのかな」

と考えました。でも証拠金なんてありません。ここで私はついにしてはならないことをしてしまいます。

使ってはいけないお金を取り出し、相場にあてて全力でロングしました。

・・・当然無残な結果に終わってしまいました。

得られた教訓を示しますと

①常に相場を見ることが出来る専業トレーダーにでもならない限りは、私のような下手くそなトレーダーは短期目線よりも中長期的目線を大事にする

相場は余剰資金で行う。そうでないと自分以上に家族を不幸にしてしまう

以上です。今回の得られた教訓については、今後それをルールとして活用するためにも別の記事にまとめたいと思います。

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