先週の相場の振り返り
先週はGWでしたが・・・私は家庭の事情もありより一層疲れがたまってしまいました。
それに拍車をかけて、先週も日経はスイスイ上昇となってしまいました。
すでにミニ2枚も張れない状況ですが、あきらめずに頑張るだけです。
また先週は雇用統計など、重要指標が多かったですが、どちらかというと市場は好感した模様です。原油は急落する場面もありましたが、結局戻ってしまいました。
明日は注目のフランス大統領選ですが、今回は波乱なくマクロン候補になりそうですね。
それでは先週に引き続き、エリオット波動分析図です。
先週投稿時において、すでにマイナーE波による上昇は始まっているものの、
マイナーD波の下落幅の76.4%戻しである、19325円が抵抗ラインとなり、そこからミニュエット2波による調整が始まるのではと予想しましたが、
確かに一旦もみ合いになったものの、あっさり抜かれてしまい、19515円まで上がってきました。
さらにCMEは先週金曜日に19705円で終えているため、一体月曜日はどこから始まるのやら・・・という状況です。
上の図を、マイナーD波が終了した4月17日18195円から拡大して示したものを下に示します。
もう一体どこまで上がるの?という状態ですが、めげずにエリオット波動分析しますと、価格帯としては19675円と19545円がポイントではと考えています。
まず19675円に関しては、上のほうの図の赤破線で示しているように、マイナーD波による下落の始点、つまり安値18195円からの100%戻しですね。
この価格は強いバリアになるかと、というかなってくれないと困ります。
一方、別の見方をしますと、マイナーD波の下落が始まる前のマイナーC波による上昇(トランプ相場)は安値16095円(2016年6月24日)~高値19620円(2016年12月21日)までの値幅3525円でした。
この3525円に対してフィボナッチ比率をかけていくと、38.2%に相当する値幅が1347円となり、これを安値18195円に加えると、19545円が出てきます。
さらに加えるならば、サブミニュエット3波の上昇幅:730円をサブミニュエット5波の始点:18850円に加えた19580円も抵抗帯としては考えられます。
現状のエリオット波動の波の数え方としては、サブミニュエット5波による上昇中で、上記の抵抗帯で跳ね返されて、ミニュエット2波による調整(下落)がスタートするとみています。
しかしすでにCMEでこれらの値を超えているため、明日月曜日の寄り付きで19675円を超えてしまうと上記の考えは破綻してしまいますが・・・
もう少し先の見通しとしては、仮に19675円を超えてまだまだ上昇した場合や、一旦調整が入った場合のどちらに関しても、
マイナーE波は始まったばかりであるため、
近い将来、マイナーC波の値幅3525円に対する61.8%の2178円や76.4%の2693円をそれぞれ、マイナーE波始点の18195円に足した、20375円や20890円に到達する可能性は高いと想定しています。
・・・だったら眼先の事を考えずに、売るんじゃなくて買えばいいんじゃないの?という話なのですが・・本当に相場は難しいです。